飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。
本日は飲食店に限らず、「経営者・スタッフ」「社長・社員」「上司・部下」などの上下関係に関する記事【こんな経営者は嫌だ!】シリーズで書いて参ります。
少なからず人の上に立つ、リーダーシップを発揮しなければならない位置に属していらっしゃる方々には是非参考までにお読み頂ければと思います。意外な思い込みなんかがあるかも知れません.......。
【コレくらい分かっているだろう?】
スタッフに「これ明日までにやっといて」と、仕事をお願いしたところ、翌日提出された内容は、とてもお客様に見せる内容では無かった......。
こんな経験はありませんか?
なぜこんなことが起こるのかよく考えてみると、その原因には「コレくらい分かっていると思ったのに」「こんなこと普通、理解していると思った」という経営者の思い込みです。
つまり、依頼するときに、ちょっとしたコミュニケーションを怠っていたと言う事です。
例えば、仕事をスタッフに依頼するときの説明があいまい、もしくはザっとした表面しか話していなかったなどなど。
もちろん経営者は「そこまで話をしないと伝わらないのか?」だったり「そんな事まで話していたら日が暮れるんじゃ」と、面倒だと思っている経営者の方は多いのでは無いでしょうか?
何かを行ってもらう時には、「バカ丁寧」に仕事を説明する方が、かえって仕事の生産性が高まり、後で面倒な事がなくなる。
私たちは、幼いころから「あうんの呼吸」「目を見れば相手がわかる」事が良いこと、優れていると教えられてきました。
仕事についても同じで、経営者・社長・上司・先輩社員の一言で「すべてを理解する」事が美徳とされています。
しかし、今はそんな事では業務は進みません。
「あうんの呼吸」がいけない事ではありませんが、以前と比べて仕事は複雑になり、求められるものがとてもニッチで詳細なものとなっているからです。
説明をひと事で済ませてしまった為にスタッフにやり直しを命じなくてはいけなくなった場合、丁寧に説明をし、どんなものが求められているのか理解させるという二度手間になります。
このやり直しにかかる「時間」=「コスト」を考えれば、最初に丁寧に説明をし、しっかり理解させた方がはるかに効率的となります。
「このぐらいは分かっているだろう」は今の飲食店には通用しません、一度来なくなったお客様は二度と来店してはくれませんから。
仕事の目的、内容、注意するポイント、納期などを明確にしないと、「あなたの思い」は伝わりません。「経営者」であるあなたの思い違いだと肝に銘じておかなければいけませんね。
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【スタッフに好かれようとする経営者】
「スタッフに嫌われたくないから強く言えない」「キレられてしまうと業務に支障を来す」「ゆとり世代の取り扱いは慎重にしないと」などの言葉を良く耳にします。
経営者と言えどもスタッフに対して気を遣う事は大事ですね。
しかし、スタッフの態度を気にしすぎるあまり、スタッフに対して何も言えなくなってはいけません。
業務スキルが未熟なスタッフであれば、やり方、心構え、不具合への対処法などを自分の経験も交えて伝えなければなりません。
その場面ではスタッフに対して厳しい言葉を伝えたり、感情的になったりと色々な事はあるでしょう。ですが、そこを避けていてはスタッフ教育はできません。
「いい人に見られたい」「好かれる経営者になりたい」これは誰もが思う事。
しかし、経営者・上司がお客様、または会社から求められているのは、部下を使って業務をこなし。
収益を上げる事です。
【好まれる経営者になったからと言っても、経営者への評価はありません。】やはり結果を出してこそ経営者としての存在価値があるのでは無いでしょうか。
そう考えると、スタッフのご機嫌を優先させるような仕事のやり方はご法度です。
叱るべき時は叱り(マンツーマン)、褒めるべき時はしっかり褒める(みんなの前で)これが経営者の仕事だと思います。
上司であるあなたの思い【本心】からスタッフの「興味がある事」「関心のある事」などをどんどん聞いてください。「あなたに対して興味があるんだよ」という態度を見せる事です。
それでもスタッフに嫌われたなら、もう諦めましょう。
そのくらい割り切った考え方の方がコミュニケーションは上手く行きますよ。
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