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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。


今回は「こんな経営者は嫌だ!」シリーズという事で、スタッフ教育・人材育成にテーマを充てて書いて参ります。

あなたはスタッフをきちんと見ていますか?

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◆スタッフの人間性を育てない経営者

人は程度の差こそあれ「自分を成長させよう」「もっとスキルを上げていこう」と考えるもの。


自分自身が成長している実感が得られるとモチベーションも上がり頑張りますね。

モチベーションの源泉は「報酬」「スキルアップ」「お店へのロイヤリティ」などでしょうか。

何のために仕事をするのか......
考え方は様々ですが、自分は働く意味を深く考えた方が充実した日々が送れると思っています。

それは「自分が奥底で何を求めているか?」という事を追求する方が人生を「能動的」に動かすからです。

しかし、これには危険な面もあり.....「○○の仕事がしたい」「自分の夢は.......」と、語る事は素晴らしい事なのですが、

希望の仕事や、やりたい仕事ばかりにフォーカスしすぎると、今の仕事への不満ばかりが強調されてしまうんです。

やりたい仕事と今やっている仕事のギャップで、逆にモチベーションが落ちるというスタッフもたくさん見てきました。

これはごく一部の話という訳ではありません。飲食店は特に「きつい・汚い」という仕事。

多くの人は「現状何らかの不安・不満」を抱えていて、それをあえて口にする事無く仕事をしています。

そんな中、やりたい仕事ばかり行っているスタッフがいると、「辛抱が出来ない」「スキルはあるのに使おうとしない」「仕事を選ぶ」と思ってしまいます。

そんなスタッフに対して嫌悪感を抱く事すらあります。

ですが、そんなスタッフと接する時、経営者はスタッフの【こだわり】を無理に押さえつけようとしてはいけません。

最初にも書きましたが、やりたい方向にこだわる事、仕事に情熱を持つ事自体は大切な事です。
問題は「仕事をするうちにやりたい事が変わる可能性がある」という事、「経営者がスタッフに期待している役割がある」という事などを上手に伝えられるかどうかです。

スタッフのこだわりを尊重しつつ、これからの可能性・役割を与える事で、スタッフの動き方に変化を与えてみてはいかがでしょうか?


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◆すぐに答えを与える経営者

最近、すぐに答えを聞きたがる人が増えています。


飲食店の現場では、学生の試験の問題のように答えが一つだけとは限りません。

実際はいろいろな要素が絡み合って「どの答えが最適か?」と現場に即して考えるほうが多々あります。

自分のまわりでも答えに窮すると「この商品はいくらの売価設定ですか?」などすぐに質問してくるスタッフがいます。

しかし自分の場合、即答はしません。ある程度は考えてもらい自分で意見できる様になって欲しいので。

でも考える事を「面倒くさい」と感じ、手っ取り早く回答を求めるスタッフが多くなった気がします。

マニュアルは用意されていて各々認識はあります、タイムリーな注文、お客様の対応、目まぐるしく動くスタッフたちにまずは「自分で能動的に考える癖をつける」という指導を行いましょう。

難しいのはよくわかります、本当に「向き不向き」があるくらい難しいんです。

ですが、自分の意見を持つ大切さを理解できれば、他の場面でも応用する事が出来るようになり、

自分の考えからそれなりの解決方法を見出す事が出来るようになります。

飲食店での教育・指導ですが、人生を生き抜く事に対してもとても重要な事だと思います。

という事で、スタッフに対して「答えだけ」与えるのやめましょうね。


栗はい箸



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