飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。
今回は「客観的に見たあなたのお店」についてのお話です。
飲食店経営者に足らないものは、ズバリ「客観的な視点」だと思います。
ずっとお店の中にいて作業すると、どうしても視点に偏りが出てきます。この記事を読んで「あぁそうだった」と気づいて頂く事が出来れば幸いです。
◆なんでそのお店を利用するのか?
例えば、居酒屋業態の本質的な価値は何か?を、考えてみましょう。ただ、お酒を飲みたいのであれば、コンビニでお酒を買って家で飲めば事足ります。
空腹を満たしたいのであればお弁当を買えば良いのです。わざわざ高い居酒屋に行く必要があるでしょうか?
こうした疑問を徹底的に考えて行くと、居酒屋はコミュニケーションを図る為の場所であるという事がわかりますね。
居酒屋の滞在時間は、ラーメン屋、牛丼屋とは比較にならないほど長くなります。
それは、お客様が友人や会社の同僚、恋人同士でコミュニケーションをとる為に居酒屋に来ているからという事です。
すなわち居酒屋は、お酒や食事を提供する場所ではなく、コミュニケーションスペースを提供する場所であり、お客様同士のコミュニケーションが盛り上がる事が居酒屋の価値を高める事に繋がります。
この様に事業の本質的な価値を見出せると、店舗としてどのような進化を遂げていくべきか、未来が少しづつ予測出来ていきますね。
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以前のブログでも書きましたが、居酒屋では「個室化」が進んでいます。
それは、人目を気にせず会話出来たほうがより円滑なコミュニケーションをとる事が出来るからです。
「居酒屋事業」の競合は?と言う問いも、居酒屋事業の本質的な価値が分かっていれば、おのずと見えてきます。
「胃袋の奪い合い」という言葉をよく聞きますが、ランチタイムにおける飲食店にとっては、近隣の同業者のみならずコンビニエンスストアが最大のライバルなんです。
個人経営の蕎麦屋などがつぶれる原因も、同業者ではなくコンビニの影響が大きいと言われています。
さらに現在では、「胃袋の奪い合い」だけではなく「時間の奪い合い」をしている時代。
居酒屋の本質がコミュニケーションスペースの提供だという事は、そもそもお客様がコミュニケーションの時間を作らなければ居酒屋の需要は生まれないという事です。
仕事が終わった後で何をするかを考え、誰かとコミュニケーションする事を選択して初めて居酒屋の需要が生まれるという事になります。
つまり、コミュニケーションではなくゲームをする、と決めた時点で居酒屋の需要は無くなってしまうんです。同様に、映画行く、自宅でDVDを見ると決めても需要は無くなります。
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◆居酒屋事業の最大の敵はスマートフォン。
対面のコミュニケーションよりも、スマートフォンでSNSをする時間の方が長い人は多くなっています、コミュニケーションの取り方も直接の対話ではなくlineでのやり取りで終わるようになってきています。
パチンコの市場規模も、居酒屋の市場規模と同じくピーク時の3分の2程度まで縮小していますが、これもスマホに時間を奪われた結果でしょう。
今後、本格的にAIが普及していきます。
コミュニケーションをとる為のロボットが進化を遂げ、人間と同じレベルでコミュニケーションの相手となっていけば、居酒屋のようなコミュニケーションスペースの提供を本格的な価値とした業態は、ますます衰退していくような気がします。
事業を見る視点を上げる事で、その本質的な価値を見る事が出来る様になり、今後の経営のかじ取りもし易くなります。長期的に取るべき手立ても断然打ち易くなってきます。
今現在「現場」で頑張っている方は、あなたのやっている、そしてこれからやっていく事業の本質的な価値をしっかりと見極めていきましょう。
もっと多くのインプットを行うためのアンテナが必要なのでは無いでしょうか?
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