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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

本日は厳しい飲食業界にて日々精進している赤字店の経営者様方へ「第四弾」として書いて参ります。

【脱出論】シリーズを初めから読む際は、こちらからチェックしてください。→赤字からの脱出論①
自分も起業した頃、赤字店舗を買取り(今考えたら恐ろしい...)紆余曲折しながらも赤字を脱出させた経験があります。そんな「根拠のない自身」をもっていた自分ですら「どうして赤字を回復できたのか?」と考える時があります。
その結果、今回の「脱出論」という答えが出てきましたので少し長くなりますが、皆様へシェアしたいと思います。

藁をも掴みたい経営者の方のお力添えになれば幸いです。


集客

Chapter4 集客・販促について

前回までの内容【ターゲット・メニュー・組織作り】まで行ってきた後は、これから新規のお客様にどんどん来店して頂く為の「仕掛け」を行っていきましょう。

やはり飲食店における最大の顧客獲得ツールと言えば「外観」です。

リニューアルする為にはある程度の資金が必要になりますが、劇的に集客力を高めるのであれば、外観のリニューアルをお勧めします。

全体的にやり替えてしまうと経費が掛かりすぎてしまうので、まずは「看板・ファサード」をリニューアルさせていく事が現実的かもしれません。


その際に「イメージを変える」事が必要不可欠な要素になりますので、お店の「ロゴマーク」を変える、もしくは新しく作るという事がポイントです。

他にも思い切って「屋号」を変える考え方もありますが、自分的には少なからずお店に足を運んで来ているお客様、地域に対しての知名度という事を踏まえ、そのままの屋号でいった方が良いと思います。

お客自身も「自分の通っているお店がリニューアルする事」はうれしく感じますし、利用頻度や利用動機も変わってくるので「屋号」は残し、イメージを変える事をお勧めいたします。

ちなみに外観のリニューアル、イメージチェンジなどは、年数の経っているお店ほど効果的です。
お客は店と共に年を重ねて行くのでロゴマークを現代的なデザインに変更すれば、今の客層より若い世代のお客も獲得する可能性が高まります。


◆「広告宣伝」の徹底について。


「食べログ・ぐるなび」といったポータルサイトを一つ(月々20,000円程度)と、SNS(ツイッター)などがお勧めです。

自店でなにか通信販売など行っていない場合は、ホームページなどは必要ないと思います。


維持管理の費用、更新の手間など考えれば要らないですね。

あくまでお客は「自店の店名」で検索します、問題は「店名・看板商品」をしっかりと認識してもらう事です。


がんばってSEO対策を行い、県外から、または海外からのお客を取り込む必要はありません。


あなたはその地域で【ナンバーワン】になれば良いのですからね。

逆にインターネットでの広告よりも今は「ポスティング」の方が意外に新鮮に感じる場合もあります。



情報量をなるべく多く記載する事も出来ますし、ピンポイントで「○○マンションにお住いの方限定」や「○○会社 宴会部長様宛」といった細かなフットワークを生かす事も出来ます。

その中で記載すべきポイントは「どんなお店か?」「どんな人間が経営しているのか?」「どんなメニューがそろっているのか?」「他店との違いは何か?」といった、お客にとってポイントを利かした情報を伝える事。


詳細は「ポータルサイト」のURLやQRコードなどで伝えれば良いと思います。

広告媒体やファサードなどにも言える事ですが、広告反応を高めるポイントが2つあります。


一つは【流行に乗っているメニューを打ち出す事】と、【おいしそうなシズル感ある写真】です。

流行に乗ったメニューも自店のメニュー構成として、今後も提供し続けられる商品であれば良いですが、流行にも終わりは来ます。


予めリニューアルオープンの期間限定として取り扱う方がベターでしょう。

以前記事にも書いた「パンケーキ・生パスタ・パフェ」を主力として提供した郊外のカフェの際は、当時パンケーキが非常に流行っていました。

東京で流行った商品は、時間を経て地方に広がっていきます。


そのタイミングを見て【今流行の商品】を取り入れてみるのも良いでしょう。

あとは、シズル感のある商品の写真、クオリティを求めるならばプロのカメラマンにお願いしても良いと思いますが、おそらく「ポータルサイト」での契約時に写真撮影は行ってもらえます。


別途費用が掛かってもお願いした方が良いですね。もちろん自分で行うのもOK。最近のスマートフォンであればある程度の画質で撮影する事が出来ます。


ポイントは【光と照度】なのでうまく照明を使って撮影しましょう。

やはり「美味しそうな写真」は最高の集客アイテムですから。


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