飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

いよいよ「脱出論」として書いてきた記事も大詰め、前回までの記事はこちらからお読みください。

自身で行ってきた事業を改めて見直す事は非常に有効な手段であり、常に現在の状況を再確認する事は今後の経営方針をブラさず進んでいく事が出来ます、是非実践してみて下さい。


上記内容が一つでもブレてしまうと「赤字からの脱出」は出来ません。鉄の意志で実施してください。

まずは、【自店のターゲットを設定しなおす事】から始め、自店の状況を把握。

「商圏人口」で捉え、お店が「繁華街」にあるのか？「郊外」にあるのか？という見極めが大切になっていきます。

次に、【メニューの開発や見直し】を行います。

個性のないお店は、需要もなく、存在価値すら無いものと同じです。

ターゲットに合わせたニーズのある商品開発や無駄に存在しているメニューの切り捨てを行い、「その店に行かないと味わえない料理」「その店での食事が思い出になる」様なメニュー開発が必要です。

上記二つのポイントと同時に行う事が、【スタッフ教育・組織編制】。

結論から言えば、スタッフがモチベーション高く業務していれば、それなりにお客は反応してきます。

気持ちの入っていないスタッフ、意識の低いスタッフはスパッと辞めて頂き新しい風を取込んでいきましょう。

内容が伴ってきたら【集客の為の販促】を行っていきます。

ポイントは外観のリニューアルですが、費用的に難しい際は「看板・ファサード」から変えていく事。

無駄な広告費はカットして、「ポータルサイト」「SNS」「ポスティング」のみで行いましょう。

アイドルタイムを活かして近隣の企業などへのあいさつ回りも効果的です。

なお、店内ポスター・メニュー表は【メニュー開発】の際にきちんと準備しておく事。

シズル感ある写真をしっかり配置していきましょう。

ざっくり書いてしまうとこの程度ですが、以前の記事やブログ内の記事を参照して頂けるともっと理解しやすいと思います。

それでもよくわからない際はお気軽に【お問い合わせ】下さい。

出来るだけスピーディーにお答えしたいと考えています。

◆併設事業の導入で売り上げを確保する

色んな事を試してみたが成果が出ない、というお店もあると思います。
そういったお店が店舗再生を実現しやすい方法をもう一つご紹介したいと思います。

答えはタイトルにも書きましたが【併設事業】の導入です。

これは、既存の店舗を活かして別事業を導入する方法です。

ガソリンスタンドなどでよく見る「ニコニコレンタカー」や「蔦屋書店とスターバックスコーヒー」など、同じ敷地内で別事業を同時運営する事で、お店への集客を増やすといった方法。

レンタカーを返却する時、ガソリンを満タンにして返却しますが、ガソリンスタンドがレンタカー事業を行えば、レンタカーの売上+ガソリン代の売上を得る事が出来ます。

レンタカービジネスは車を用意するだけなので、ガソリンスタンドの空いたスペースがあればわざわざ店舗を用意する事無く、短期的に店舗数を拡大できるメリットもありますね。

飲食店で言う【フードデリバリー】という方法もあります。

今では「Uber eats、DIDI food、wolt、出前館」などプラットフォームも確立され導入し易いと思います。