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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

【労働の対価=お金】生活の為に必要な事、人生の大半は「労働」する事が必要になりますね。

現在、自分もコンサル業をはじめ、記事の執筆、たまに知り合いのWeb屋さんでプログラミングをやったりしています。

どういう形であろうと皆「労働」をしていると思います。

さて、今回は「お金でモチベーションをコントロールしている経営者」について、スタッフのやる気を上げる為にお金をチラつかせる【ダメ経営者】について書いて参ります。

スタッフ教育・人材育成の【ヒント】になれば幸いです。

◆お金をチラつかせる経営者

モチベーション


生活して行く為にお金は必要ですが、お金だけを求めて仕事をするのは寂しいものです。


お金は日々の生活に必要な分があれば、小さな不満はあっても大きな不満はないでしょう。

本当に大きな不満があれば、すでに転職や副業、起業などを考えて実行しているはずです。

アブラハム・ハロルド・マズロー アメリカ合衆国の心理学者】という方をご存知でしょうか?

人の欲求を5段階に分けた考え方【5段階欲求説】という物を提唱した心理学者で、段階順に書いて行くと.....。
  1. 生理的な欲求(食欲・性欲・睡眠欲)
  2. 安全・安定の欲求
  3. 家族・友人・会社など集団への欲求(友情や愛情への欲求)
  4. 尊敬されたい欲求
  5. 自己実現への欲求
と、なります。

お金への欲求は(金銭欲)は、今現在1、2番目の初期段階に該当しているそうで、労働に対する【モチベーション】というのは【自己実現への欲求】に分類されます。

【自己実現への欲求】は最終段階の欲求として位置づけられていますね。

実際、仕事をする上で「あの人のように、手際よくなりたい」「あの社長のような発想が出来る人間になりたい」という事が、最も大きな【モチベーション】となり、仕事に没頭している時にあなたは「お金」の事を本当に意識しているでしょうか?

そうです、「手際よく」「効率的に」「また来店して頂く為に」という思考の方が強いはずです。

あくまでお金は「結果」であり、最初にその「労働」をする前から決まっている事柄であって、仕事に対しての「モチベーション」とは、まったく違ったものになるんです。

と、いう事も踏まえて、

スタッフが「なりたい自分」とは何かを明確にさせる事
・スタッフが「なりたい自分」を実現できる環境を作る事


が、経営者であるあなたのやるべき事になります。



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経営者や店長は、スタッフがやる気になるような仕事の環境作りを放棄してはいけません。


これは、職場環境の整備といった物理的な話だけではなく「仕事が流動的に動く仕組み」「報告する時間を決めスケジュールのロスをなくす」など、仕事全体の方法を「仕組み化」し簡素化する事も重要です。

いくらお給料を上げても「スタッフのやる気」はあがりません。

上がったとしても「一時的」な事であり「スキルアップ」など出来る訳がありません。

プロサッカー選手に「年俸を上げる」といって、成績が上がる選手はそういないんです。

あくまで「期待」しているという金額です。「ボーナス・賞与=気持ち」とい形でも良いのではないでしょうか?