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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

飲食店の【アイドルタイム】について様々なご質問を頂いており、今一つ「何をしたら良いか、分からない」と、お悩みの経営者様が多くいらっしゃいます。

という事で、本日は、店長〈もしくは経営者〉の方が【アイドルタイム】に出来るお仕事のお話をして参ります。

是非ご参考までにお読み下さい。




宴会

◆宴会客とフリー客を見極めよう。

通常、飲食店には、コース料理を予約して来店する【宴会客】と、フラッとお店に立ち寄って好きなものを注文する【フリー客】がいます。

コンパや会社の宴会、近所のママさんバレーチームだったり、大人数で飲食店を利用する時は、人数分のコース料理を頼む事が多くなりますね。

予め内容の決まっているコース料理での予約なのでお店でも大助かりです。

その一方、家族連れ、カップル、会社帰り同僚・上司との食事、という少数で飲食店に行く時は、フラッとお店に入り、それぞれの好きなものを食べるケースが多く、食材のロスやスタッフのオペレーションも【宴会客】に比べると少し複雑になっていきます。

こういう感じで、お客の構成は【宴会客】【フリー客】の両方で成り立っていて、それぞれの客数・客単価・滞在時間などのデータ収集が非常に重要になってきます。

会社の宴会は、年々開催自体が減ってきていますし、参加人数が少なくなる傾向もあるようですが、飲食店にとっては「ドル箱」です。

この【宴会客】の見極めこそが最大のデータ収集ポイントと言っても過言では無いでしょう。

以前の記事でも書いた「時間帯別・曜日別」の売上データで、凹んだ時間帯・曜日に如何に来店して頂くか?と、書いてきましたが、ここでこのデータが役割を果たす時が来ます。

次は、どうやって宴会の為の販促を行うか?を考えて行きましょう。



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◆店長の販促活動

【宴会客】を取り込むための販促。業績に劇的な影響を与える宴会の売上を取り込むために、まず着目したのが【誰が宴会をやっているか?】という事です。

先にも書きましたが、とにかく「お客を知る事」が必要で、営業中にしっかりと目視する事!これが最善です。

自分も現場に通い、店長やスタッフの話を聞いて「しまった!」と思った事がありました。

宴会客の構成は、若い男女のグループ=【コンパ】【会社の飲み会】が大多数を占めていて、自店の宴会コースの内容を改めて見直すと「2000円のコース」「3000円のコース」「4000円のコース」の3種類しかありません。

この2種類の【宴会客】に対して同じコースの提案をしていた事に気づきました。

これでは【宴会客】の需要を減らしていく可能性があるという事で、店長に「それぞれに向けた宴会コースを考える事」「お会計時に名刺交換をする事」この二つを徹底させました。


◆【コンパ】の宴会客に関しては、「食べるよりも飲む」傾向が強いため「飲み放題」を付けた3500円のコースを提案し、より具体的な「金額」や「利用しやすい時間」などをヒヤリング


◆【会社の宴会】に関しては、幹事の方に直接「役職の高い方」の嗜好についてヒアリングし「次回のご宴会プラン」にその商品を盛り込むお約束をする、という内容で「コース料理」を作っていきます。


名刺の活用法として、後日お店の【アイドルタイム】にて、店長に【あいさつ回り=営業】に出てもらいます。

お客様から頂いた名刺の住所に出向き、チラシと、自店の名刺、後はお店のお土産(お店で販売している物であれば何でもよいですが、自分の店では「かしわご飯」です。)を持って行かせていました。

これもポイントですが、「宴会を約束させる為の営業」ではなく、「近くを通ったから」「遊びにいったついでに顔を出しました」という内容で行く方が自然で、相手側にも迷惑になりません。

無作為にポスティングや飛び込み営業するよりも、よっぽど効果的で、一日2~3件回る事、距離も【アイドルタイム】を利用した1~2時間以内で戻れる範囲内で出来る業務です。



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◆まとめ

今回の【店長の販促活動】についてご認識頂けましたでしょうか?

お店の全体で把握し、しっかりと【宴会客】【フリー客】の見極めを行う事。

宴会客に関しても、お店全体で【ヒアリング】を行い、その宴会客に合わせたコース料理を提案する事が大事です。

店長さんも日々営業に出られる事で、お店を離れる事が多くなりますが、これもまた他のスタッフが連携して「店長がいない時間でも、しっかりやろう!」と感じながら業務が行えていれば、素晴らしいチーム「お店」だと思います。

この積み重ねで、お店の週末の予約は一杯になっていくでしょう!