もうすぐ年度末、事業主の方は『確定申告』の時期になりますが、今期はいかがなものでしょうか?
社会の流れ的に『景気の悪さ』『人材不足』『原材料費の値上げ』など飲食業界は厳しい状態にさらされていますが、気を引き締めて頑張っていきましょう。
さて、今回は『損益計算書』の正しい読み方として、お店の状態をしっかり把握する為にも、是非、ご一読ください。
あなたのお店の意外な一面が見れるかも知れません。
◆損益計算書を読み解く方法
自分が、店舗の損益計算書を読むうえで、1番意識しているものは、なるべく大きな数値から細かな数値へ視点を移しながら読み解いていく事です。
損益計算書を読み解く際には、
- 『店舗の運営状態は、良いのか悪いのか?』
- 『良い方向から、悪くなってきているのか?』
- 『悪い所から、良い方向へ向かっているのか?』
と、言った感じで、大きな流れを掴んだうえで、『原価率』『人件費』を中心とした経費の状態へ視点を移していきます。
では、具体的に『損益計算書』の数字を見ていく順番をご紹介して行きましょう。
①売上高の絶対値、予算退避、前年同月比
売上は、あらゆる数字の中で最も重要な数字です。
予算対比や前年対比の売上高と比較する事で、売上高が上昇トレンドにあるのか?下降トレンドにあるのか?をざっくりと把握します。
②営業利益の予算達成度
売上高の次は、営業利益を見ます。
営業利益は、損益計算書の目的そのものですので、まずは結果である営業利益の予算対比を確認しましょう。
③原価率はコントロール出来たか?
営業利益の達成状況をチェックしたら、最も大きなコストである原価率が予算通りだったかをチェックしましょう。
予算を大きく超えても問題ですが、予算を下回っても問題です。
④人件費はコントロール出来たか?
原価率の次は、2番目に大きなコストである人件費を見ます。
人時売上高も同時に、高すぎないか?低すぎないか?をチェックしてください。
⑤販促費の予算はコントロール出来たか?
広告宣伝費・消耗品・水道光熱費・交通費・衛生費などの経費がコントロールされたか確認します。
損益計算書でチェックすべきは予算と実績の『差異』になるので、差異を見る時に、売上高が予算を超えていれば、各経費項目の『率』を問題にし、売上高が予算を割り込んでいれば、各経費項目の『額』を問題点にする事が大切です。
売上高が予算を上回れば、経費額もつられて予算を上回るのは当たり前。
しかし、どこまでも上回って良いわけではなく、予算で設定した『率』の範囲内に収まっていなければなりません。
逆に売上高が予算を下回れば、経費率がオーバーするのは当たり前ですが、経費コントロールが出来ていれば、『経費額』は予算を下回ります。
また、それぞれの予算と実績の差異を、当月と累計の両面からチェックする事で、お店の実態が正確につかめてきます。
こうして損益計算書を読み込んでいくと、少しずつ、損益計算書から店舗の実態をつかみとる力が養われていきます。
店舗の状況を大きく掴む事と、経費については1円単位まで細かく、予算が守られているかを入念にチェックする事。
このように大きな視点と小さな視点を、自分自身の中に同居させていく事がポイントですね。
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以下はお勧めしている『フランチャイズ比較サイト』になっていますので、『お店の商品力が弱い』『お店のコンセプトがあいまい』という方は一度ご確認ください。
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『規模の大小、業種・業態の違い』など、詳しくアドバイスが必要な方は是非『トップページ』の『お問い合わせ』よりお気軽にお問い合わせ下さい。
※『お問い合わせ』による費用などは一切ありませんのでご安心下さい。
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