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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

つい先日訪れたある【飲食店】での出来事。

無理に敬語を使おうと【意味不明】な会話をするスタッフの方がいました。

店長さんかリーダーの方が来て、「私が変わります」と、選手交代。

まだ新人さんだったのかな?と感じながらメニューを頼み食事をしたというお話です。

基本的な『敬語』について意外と知らない方も多いようなので、今回は『接客用語』について書いて参ります。



◆丁寧すぎて逆に気になる『言い方』

丁寧語


丁寧な言い方をする時、言葉を新たに足してしまう方をよく見かけます。

しかし、それが無駄になる事もあるので要注意ですね。

最も分かりやすいのは、『飲食店』で耳にする言葉。

こちらがコーヒーになります。

「ステーキで宜しかったですか?」

など、よく耳にすると思います。

これは「おかしな」言葉遣いなんですね。

『コーヒーです。』

『ステーキで宜しいですか?』

で十分なところ、丁寧に言おうとして余計な言葉を付け足した悪い例です。

ビジネスシーンでも同じく、

「コチラが商品のサンプルになります。」は、「これから何らかの変化が起こって、サンプルではなかったものがサンプルに成長していく」ような印象にもなるんですね。

正解は『こちらが商品のサンプルです。』になります。

また、電話でも「お名前の方をお伺いしてもよろしいでしょうか?」に対して、『お名前をお伺い出来ますか?』が正しい言い方です。

この「~のほう」という言葉は、特に若い人の間でよく聞かれますが、明らかに意味の持たない言葉になるので、ご注意を。

さらに、「後ほど改めてお電話するという形で良いですか?」という「~という形で」というのも『意味』はありません。

これらの無駄な『言い回し』は使っている本人には悪意はなく、むしろ丁寧に言おうとした『気持ちの表れ』だと思います。

言われた方も『温かい目』で聞き流し、意味を深読みする事は避けましょう。

もしスタッフ教育の必要がある場合は、ひとつひとつ『決められた文章』にしてロープレしてあげる事ですね。


◆丁寧に感じる『お』と『ご』

敬語


言葉の冒頭に「お」や「ご」を付けると、丁寧な言い回しになるというのは誰もが知っていますね。

ただし、それを正しく使いこなすのは意外を難しい事なんです。

基本的に「お・ご」は尊敬語と捉えるケースが多く、相手がする事や、相手のものを指す際に使うのが一般的です。

例えば、相手の住所は「ご住所」ですが、自分の場合は「住所」のまま、相手の意見が必要な場合は「ご意見を頂けますか?」こんな感じです。

また「お許しください」という場合も『許すという行為』をするのは相手です。

だから『お』が付くんですね。

相手に確認してほしい際は『ご確認ください。』自分の場合は「確認させて頂きます。」となります。

注意したいのは、丁寧に言おうと思って『お電話してください』という方がいますがこの際は、「して」が不要で『お電話下さい』が正解です。

同じように、「ご利用してください」ではなく『ご利用ください』となります。

むやみに「お・ご」を頭につけるのではなく、正しい付け方と、それに続く文章を間違えないように気を付けたいものですね。

◆日常的に使いたい5つの『敬語』

トーク


「日本語は難しい」という海外の方は大勢います。

その日本語の難しさの要因は『敬語』。

同じ意味の言葉でも、目上の人に対しては敬語を使うという国は世界でも珍しいようです。

ただ、敬語が難しいのは、我々日本人でも同じで、完璧に使いこなせる人は中々いないのでは無いでしょうか?

だからこそ、敬語を正しく使ってそれを自分の強みやスキルにしたいものです。

難しく考える必要はありません。

最低限5つの『敬語』の使い方をマスターすれば、OK。

自分の日常生活を思い返してみて、最もよく使う言葉は何か?を考えてみて下さい。

例えば「今日行きます。」は『本日、伺います。

同じように「さっきはどうも。」は『先ほどは失礼しました。

「それは知らないです。」は『それについては、存じません。

「わかりました。」なら『承知いたしました。』あるいは『かしこまりました。』という感じです。

先ずは、普段からよく使う言葉について1~2つほど選び、それらをマスターする事を意識しましょう。

ある程度自分のものになってきたら、あた新たなレパートリーを増やしていくという事ですね。

たった5つでも、間違いなくきちんと使えば、周囲の目も変わってきます。

教養豊かで、スマートなビジネスマンに見られるはずです。

特に年配の人に多いのですが、『言葉使い』は人間性を見る大きな『評価ポイント』。

言葉が正しくきれいな人は、それだけで一目おかれますからね。

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