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飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。

飲食店経営も長くなると『集客』に重きを置かなくなる。

『この場所で30年以上続いているお店』なんかは、土地から購入して2階を『住居』としているお店など、よく見る光景ですね。

都心部ではありえない話で『競合店』の出入りなど、周辺環境がコロコロ変わり、その変化についていく事が出来る店舗こそ『本物』と言えます。

しかし、都心部から離れた『住宅地』などのお店は、その『安価な地代』『競合店がいない』という周辺環境のみで『やっていけている』だけのお店が多いのが事実。

そうして『やっていけている』お店の『閉店』や『居抜き売買』の話はよく聞く話ですが、改めて『集客』に力を入れる事、『営業努力』を忘れない事など、年を取り人生の終焉を厳かに待つのではなく、『後世に残す』という観念を今一度、奮い立たせて頂きたいものです。

という事で、古いお店ほど『視認性』を高める事で『集客』に繋がると言う、お話を書いて参ります。





◆視認性を高め、客数をアップ

視認性

「開業して何度か看板をやりかえたが、あまり効果が無かった」などよく聞く話。

だいたいもう『何年も前の事』で、実際は『色あせ』『照明は切れ』『内容そのものが問題』というのが相場なんですね。

看板の素材にもよりますが、意外にも『経年劣化』は早いもので、時間が経つごとに『お店が風景と同化』して埋もれていきます。

こうなれば、常連さんなども『景色の一部』と認識して「あって当たり前」で終わってしまい『来店動機』を鈍くさせているんです。

ここで改めて『視認性』のお話、『基礎基本』『原理原則』ですね。



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改めまして、建物、看板の見えやすさを視認性と呼びます。

視認性は、新規客の集客力を決める大きな要素です。

食べた事も、行った事もないお店に入る際に決め手となるのは『ファサード』。

魅力的な『ファサード』ほど集客につながり、なければ『選択肢』にすら入りません。

視認性が悪いお店に大きな看板を設置しただけで客数が1.2倍になった事もあります。

通行人は車でも『3秒』、徒歩でも『3秒』程度しか看板を見ません。

なので、その『3秒』で「アッ焼肉屋さんがある」「おいしそう」「たべたい」と、感じてもらう事が必要。

郊外立地の店舗で車客がターゲットの場合、車は『3秒』でやく20mほど進むから、50m手前から認識・判断できる『視認性』が必要となります。

物件を見る際には、遠くからの視認性が確保されているか?目立っているか?の判断も必要です。

他にも、『駅から見える』『商業施設から見える』遠くから見えると言った『視認性』の良い立地で、新規客をドンドン集客出来れば、あとはリピート客作りに専念すれば良いだけ。

立地条件にもよりますが、以下は注意したい部分です。

道路がカーブしている内側は『インカーブ』と言って、建物や看板を見落としがちになります。

街路樹が多く茂っている場合や電柱が多い場合も建物や看板が見えにくい。

隣の建物が大きく目立っている場合や、別の看板が派手で目立たないというのも『視認性』が低くなります。

上記のような周辺環境が依存している際は、別途『看板』の設置が出来る箇所を探した方が良いと思います。


◆繁盛店の看板を再確認する。

飲食店


『視認性』で新規客の数が変わる事は前項で書いた通り、『看板』の役目はまさに、この『視認性』の向上であり、来店を促すものです。

焼肉店であれば『焼肉店ここにあるよ』を伝えるべき。

次に、『○○屋という店名です、ちゃんと覚えてね』

最後に『他店との違いはココ!すごくおいしいよ!』と、ざっくりですがこれがイメージしてもらいたい内容になります。

地域住民は潜在客、意外な事にその地域住民のほとんどがお店の存在を『知らない』『忘れた』というケースが多い。

開業3年目程度では地域一番の繁盛店だったとしてもお客の大半は違った地域からのお客。

ホームページやSNSなど『集客』の根本が変わった時代に入って来ていますが、ここも『年配の経営者』の方は毛嫌いしている方が多く残念な所。

話を『看板』に戻して、店名は通常、優先順位としては2番目以下ですが、地域に何店舗も出して認知度や安心感や気軽さを増長させて成功させる『ドミナント戦略』をとる場合は『店名』や『ロゴ』の表示が最優先になります。

これは、FC店が取る戦略の一つですが、お客は『緑色と水色』の看板を見たら『ファミマ』、『青と白』を見たら『ローソン』と瞬時に認識出来るほか、品揃えまでイメージできる。

だから、店舗数が一定数を超えて認知度が高まったら『配色』や『ロゴマーク』の訴求を優先させるんですね。

どうすれば目立つか?どのような字体で自店の強みを表現できるか?

繁盛店の経営者は看板のコツをつかみお客の心も掴んでいます。


◆『赤字からの脱出論』店舗リニューアルについて。

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以前の記事で『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論』として書いています。

これは開業してから年数の経っている店舗ほど効果があるので今一度再確認を。

読んでいない方も是非読まれてください。

『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論 ①』

『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論 ②』

『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論 ③』

『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論 ④』

『飲食店リニューアル:赤字からの脱出論 ⑤』


年を取り、体が言う事を聞かず、引き継ぐ身内もいない、こういったケースは非常に多くもったいないと思います。

『飲食店で独立・開業したい』という方とうまくマッチング出来れば良いと願う今日この頃です。


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