飲食店経営者の皆様、コレから起業を目指す皆様、いらっしゃいませ、【実録】飲食店経営ブログ 管理人の「fujiba」でございます。
独立開業に向けた「素朴な疑問」という事で、自分が相談を受けた最もポピュラーな質問を記事にしています。
ある程度、経営知識をお持ちの方の「具体的な質問」から「その答えは神のみぞ知る」といった『超・抽象的質問』まで様々ですが皆さんにシェア出来れば幸いです。
それでは張り切って参りましょう!
それから、毎回3分~5分でサクッと読めるような記事を書いておりますが、いかがでしょうか?
何分『ブログ』を書く事は超初心者であります。
おそらく『スマホ』で読まれている方が70%ほどいらっしゃいますので、忙しい合間で見て頂けていると感じ、このように書いております。
何かしら『ご意見』『ご要望』があればお気軽にお申し付けくださいね。
◆調理経験に自信が無いが開業しても大丈夫?
いやいや、ざっくりとしたご質問頂きました。
結論から申せば、『調理経験が無くても出来る飲食店はある』といった所でしょうか。
例えば、居酒屋という業態を考えてみると、居酒屋の売り上げの30~50%程度はアルコールを含めたドリンク類です。
当然ですが、ドリンクを作る為に調理技術は必要ありません(※必要な商品もありますが...。)
あとは、メイン商品、つまみ類などである程度の売り上げを立てる事が出来ます。
『居酒屋』『バー』『カフェ』などは比較的『調理技術』が少なくても成り立たせる事が可能な業態とも言えるでしょう。
自分が行っていた焼肉業態もメインである『焼肉』に関しては切るという工程に『技術』は必要ですが、焼くという工程はお客が行います。
様々なサイドメニューまで考えれば難しい業態かも知れませんね。
しかし『調理技術』はこれからの課題としても、『料理の知識』は必要になってきます。
これからの飲食店で必要不可欠な『差別化』。
独自の商品を想像する『知識』が無ければ『商品開発』が出来ないという事になります。
調理経験が無いと言って素人レベルの商品ではお客から選んでもらう事は出来ないので、やはり開業するにあたり『どこかで修業を積む』『レシピを買う』『フランチャイズに加盟する』という選択はしなければいけないでしょう。
最終的なジャッジはご自身でお決めになれば良い事ですが、ある程度の『調理経験』は必要という事です。
せっかく開業するのであれば、クオリティー高く、あなたのお店じゃないと食べる事が出来ない商品を作ってみましょう。
◆成功している『飲食店経営者』の共通点とは?
質問を質問で返すような言い回しになりますが、『成功している人』に共通点は様々あり、ノウハウや経営者の方のカリスマ性など数えきれない程です。
しかし『失敗する人』には多くの共通点があるんですね。
という事で質問の答えにはなりませんが『失敗する方の共通点』を4つほどご紹介します。
①問題を環境やスタッフのせいにする人
店舗運営に関して様々な問題が起こります。
全てを自分の責任と捉える経営者の方は、問題解決に対して行動し、成長していきますが、責任転嫁する経営者は、まず『行動』しません。
結果的にスタッフが離れて行き『人材が育たない』為、失敗する事に繋がります。
②経営知識が乏しい人
職人気質な方に多く見受けられますが、どんなに『技術が優れている』『人脈、人望がある』という方でもやはり『経営』に関しては別問題。
少し前の『知識が無くても成功できる時代』は終わっています。
少なくても『戦略』で言うならば、『お店のコンセプト』『ターゲットの選定』をしっかりと行えて『競合店』との無駄な戦いを行わない、『オンリーワン』を目指せているか?という事です。
それから『戦略』で考えるならば『選定したターゲット』が定期的に来店する仕組み作り、『広告・販促』が行えているか?という事になります。
あとは『計数管理』ですね。
しっかりと在庫管理ができ『原価率』『人件費』などお店の『数字』の把握が出来ている事が大前提。
この辺りの知識が乏しいお店というのが『2年』持たないお店です。
③飲食店の経営と想像が合致していない人
先ほども少し触れましたが、いくら味がおいしくても、接客が素晴らしくても、売上が少ないお店はいくらでもあります。
自らの想像する『飲食店経営者像』と実際の『経営者』とのギャップがありすぎて、もはやボランティアとしか表現できない方も存在します。
自分のクライアントさんでもいらっしゃいまして、職人として美味しい料理や目の行き届いた接客を提供されています。
しかし、毎月の利益は『雀の涙』
まだ『赤字』では無いものの自分のところへ『売上アップの指導』を求めに来られます。
お店として美味しい料理や素晴らしい接客を提供する事と、店舗運営は全く別のモノ、あまりにこだわりが強すぎると判断が鈍くなってしまうんでしょう。
逆にご自身の調理技術を知らしめたいのであれば、『超一流店で雇われる』しか手段はないのでは...。
④人の意見を素直に聞かない人
『家族の意見』『スタッフの意見』『お客からの意見』など聞く姿勢の無い方は失敗します。
経営判断において自分が『絶対正しい』と錯覚を起こしているんですね。
なぜ意見が生れるのか?を考えたときに、少なからず『自分と違う考えの人』がいるという事。
これをチャンスとして生かす事で、『トライ&エラー』を繰り返す事が出来るんです。
常にチェックする体制、他人からの意見に耳を傾け、お店の方向性を確認する事が大切です。
◆開業に際し『コンサルタント』は必要ですか?
ぶっちゃけた所、自分でも『必要』と考えます。
もし、どこかしらに『飲食店の出店』を計画しているのであれば、参考までに別の『コンサルタント』を契約します。
それは、自分の『知識』と『第三者の知識』を合わせる事で、より『成功』に近づける為です。
しかし『悪質なコンサルタント』がいるのも事実。
それでは最後に悪質的な『コンサルタント』の見分け方をご紹介します。
ポイントは以下3つになります。
①特定の『建築・内装業者』を指定するコンサルタント
②開業後のコンサルティングをしない
③契約後、支援前に『高額な報酬』を要求してくる
注意して頂きたいのが、上記ポイントに当てはまると言っても『悪質』とは呼べない事もあります。
例えば、開業する業種・業態での『内外装』が特殊で『業者を指定』しなければいけないケースや、「開業後のコンサルはしません。」と最初から開業後のサポートを行わない方もいらっしゃいます。
自分も基本的には開業後は半年間しかサポートしていません。
現実『出来ない』といった方が良いでしょう。
これも『規模』によるんだと思いますが、ちなみに自分の場合、ざっくりと『福岡市内』の店舗しか業務をしていません。
中途半端に請け負う事が『嫌い』な事が第一ですが、実際に飲食店をしっかり見るのであれば『20件前後』と判断しました。
現在も27店ほど業務を行っていますが、手一杯なんですね。
それから契約に際し『報酬』の妥当性もしっかりと吟味しましょう、『報酬全額前払い』の契約なんかはあまり聞かないのでご注意を。
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〇独立・開業でフランチャイズをお考えの方は。
起業する方、多店舗展開をお考えの方の『もう一つの考え方』として挙げられるのが『フランチャイズ』での出店です。
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